2012 年 2 月 のアーカイブ

殺害事件遺族の話

2012 年 2 月 21 日 火曜日

光市母子殺害事件被告人死刑確定の報がでましたね。

私の叔父は殺害事件の被害者です。
姉や私が生まれる前に友人であったとされる男に殺されました。
殺害事件遺族である父や祖母を間近に見てきた身として
ひとつだけ伝えたい事がありマンガにします


ここで死刑制度について語るつもりはありません。
ただ、遺族は、加害者が生きているというただその一点の事実によって、
大きな絶望を強いられているということを知って欲しかったのです。

愛する人が不条理に殺され、その加害者が社会の中で生きている
という事実はそれだけで大きな絶望を与えるのだと
知って欲しかった。

いつも実家に帰ると父の書斎机の上に他界した叔父の
写真が飾られてあります。
とてもいい顔立ちをした青年です。
本の虫だった父とは正反対で外で遊ぶことを好み、
考古学が趣味であり、
どんな人でも受け入れることができる大らかな心を持った
人間だったそうです。

それをきいたとき、どんな声でしゃべり、
どんな仕草をするのか知りもしない叔父を思って涙がでました。
殺される理由がひとつも見当たらない人をなくす不条理、
それをかいまみた気がしたのです